• DUO1 ミニサイズの新しい可能性


    私たちはA7タイマーの新しい可能性として、X47『DUO1』というシリーズもご用意しています。 DUO1は、システム手帳と(小銭入れがついていない)長財布が一緒になった新しいミニシステム手帳です。 DUO1はA7タイマーに比べると少し幅がありますが、それでもまだシャツのポケットに入る大きさです。 ペンは右端の縦方向についているホルダーに装着することによって大きめなペンであるX47『No.1』シリーズも問題なく装着できます。

    DUOシリーズの開発


    あなたはペンをいつも携帯していますか? “何か”を書きとめるため、ペンはいつでも必需品ではないでしょうか。その“何か”は電話番号であるかもしれないし、出張の予定やぱっと頭に浮かんだ思いつきかもしれません。 外出先でそんな場面に出くわしたとき、どうしますか?周りの人に借りたペンでなんとかするのでしょうか。 ちょっとしたメモをするための紙も財布の中を見ればきっとレシートをみつけて事足りるかもしれない。多くの人は「あれ、ペンを持ってなかったかな?」と思ってペンが“入っていないであろう”財布の中を探したりします。
    Duo4はX47シリーズの中でも二番目に考案された製品です。 この製品アイディアは2003年12月、バルセロナへ向かう道中で思いついたものです。 マティアス・ビュットナーの妻であるティナ・ジーグはバルセロナへの休暇旅行中、こんなことを口にしました。 「ねえ、あなたのスプリングバーシステムを使って小さなメモ帳を財布の中に入れることはできないかしら?」 そう、この発言が新しい製品を作るきっかけとなったのです。 「レシート」を探す必要がなくなりました。なぜなら、財布の中にメモ帳が収納されているのだから。 -「手帳」と「財布」の融合。Duoシリーズはこのようにして生まれました。

    -「手帳」と「財布」の融合。Duoシリーズはこのようにして生まれました。


    さっそく4種類のモデルを開発することになります。 Duo1は小銭入れやジャバラ式のカバーがなく、代わりにクレジットカード用の4ポケットと2列の札入れがあり、そして2本(ないしは3本)のスプリングバーにより2冊(ないしは3冊)のノート型リフィルが収納可能です。
    Duo4はジャバラ式カバーシステムを採用し、それにより6つのクレジットカードポケットと2列の札入れ、またDuo3に小銭入れがないのに対し、小銭入れをつけました。 Duo3はイタリアのみでの販売となります。なぜなら一般的にイタリア人男性は小銭を財布の中ではなく、そのままポケットにいれておくのが好きだからです…。
    しかし、幾度にわたる製品開発会議の結果、現在は4種類あったDuoシリーズは2種類になりました。 Duo2とDuo3は製造数も少なく、現在絶版となっています。もしかしたら後々プレミアアイテムになる日がやってくるかもしれません!?

  • Mini Pen

    X47最初のオリジナルペンに続き、第2のペンが誕生しました。私達は、これをNo.2と呼んでいます。新しいものを作り出すこと、それがこのペンを作りだすきっかけとなしました。当初はNo.1のときと同じく、私達の希望に合うペンをなかなか作り出せませんでした。
    私達は、ミニタイマー(タイマーA7)のためのペンが必要だと考えました。X47のペンは、全てX47タイマーシリーズの上部に横向きに取り付けられます。ペンの長さは8,5 cmです。 私達はまず、文具店で手帳に差し込むためのペンを買いました。しかし、そのペンを気に入ることが出来ず、逆に違和感を感じたのです。
    また、その品質にも疑問を抱きました。つまり、しっかりとした基盤がなければ使いやすいペンは作れないということです。

    キャップのトリック

    このペンの "マジック"は、ペンが伸びることです。:キャップを外し、上部に付けることで、8,5 cmのペンが11,3 cmになります。こうすることで、書き易さは格段にアップします。
    とても便利だと思いませんか!

    生産過程

    今回私達は、生産過程において、サンプルを店で購入できるという、簡単な実験をしました。それによって、どのようなペンが必要とされているのか、自分たちの方向を確かめることが出来ました。
    私達はまず、直径を8,5 cmにし、それから3つの要素の割合を調和させなければなりませんでした。

    ◾ボールペン-キャップ
    ◾ボールペン-クリップ
    ◾ボールペン-最後の部分

    RKD: Rapid Kugelschreiber-Design(速い・ボールペン・デザイン)

    例えば誰かが魅力的なある物を持っていて、それに興味を持ったのであれば、ここで簡単に手に入れることが出来ます。
    私達の最初のステップは、ペンを使用するにあたって、どのような部品が必要なのかを見つけ出すことでした。そして、ドレメルのミニフレックスとペンキャップを短くし、二つのクリップから一つの長いクリップを生み出すことに成功したのです。一見普通ではない、今までのミニペンの常識を根底から覆しました。
    また、キャップの表面は、小さなドレメルを使用しました。キャップを取って、後ろに取り付けたら完成です。

    設計図とボールペン開発

    なぜ私達は設計図を作らなかったのでしょう?実は、設計図もあるのです!ただ、それを作ったのは、試供品が完成した後でした。比率を見て、これだと確信した後、全ての寸法を測り、設計図を作成したのです。
    私達は、プロジェクト開発のこのようなやり方を気に入っています。
    "百聞は一見に如かず このことわざのように、何枚も設計図を前にアイディアを言い合うよりも、一度モデルを作れば全て分かるのです。"

    ボールペン:カラーバリエーション

    ペンの代表色:人気のある色は、光沢がある黒と、光沢のない黒です。Miniペンの売り上げの約80%を占めています。
    ただ、その他の色もまた美しいものばかりですので、自分の好きな色やそれぞれの手帳やライフスタイルに合わせて、楽しみながら選んでいただけたらと思います。